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2023.10.09

干支の守り本尊と仏画

こんにちは、くすのき斎場の古田です。

皆様は十二支にそれぞれ守り本尊がある事はご存知でしょうか。

これは私の干支、戌年の守り本尊である阿弥陀如来様の仏画で毎月くすのき斎場の写経に来てくださる奥様のご主人が描いてプレゼントをしてくださりました。とっても繊細で色の濃淡なども見れば見るほど見事な作品ですが、これを描かれたご主人は…なんと!奥様と共に90歳!紫雲殿のバス旅行にも参加してくださっているお元気なご夫婦です。ご主人は仏画教室にて栄の地下街に作品を出展されたりなどもされておられましたが今は教室を卒業され時間のある時にご自宅で描かれているそう。

この仏画をくださった際に「観音様や菩薩様は髪飾りや胸飾りをたくさん付けていて華やかですが上の位である如来様は飾り物を付けていないので画像としては地味な感じになっていて見栄えはしないかもしれません」などと添えておられました。

そう、仏様にも位があります。皆様ご存じの阿弥陀様やお釈迦様は最高位とされるこの如来の位になります。大日如来様は冠やきらびやかな装飾品を付けていますが、その他の如来様は一切の飾り物を身に付けていません。その下の位が菩薩様や観音様で飾り物を身に付け、如来様になる為に修行をされているそうです。

 

 

こちらが十一面千手千眼観音様の仏画です。確かにたくさんの華やかな飾り物を身に付けていますね。こちらも同じご主人が描かれた作品をA4のお写真にしてくださり、くすのき斎場に飾っています。実物は扉1枚ほどの大きな作品で何ヵ月、何年という時間をかけて描かれているそうです。

紫雲殿でも毎月、写経と一緒に写仏教室を開催しております。小筆を持って来て頂き仏様のお姿を精神統一しながら写して頂くというもの。ご自宅に持ち帰り、色を塗ってもらっても良いです。最初は阿弥陀様やお釈迦様から始められる方が多いですが、ご自分の干支の守り本尊様にチャレンジしてみるのも良いですね。

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